少女はこの少年が自分の王子様だといいな、と思っていた。 少女は夢の世界で1年に1度しか会えない少年に恋していたのだ。 少年は未だ振り返らず、少女に背を向けている。 そして少女は知っていた。 もうすぐこの幸せな夢が覚めてしまうことを。