自分なりで対処できるのではないかとも思えてきた。
コレが真正の幽霊だったとすれば対処も何もないが、都市伝説の怪異ならば必ず回避方法はあるはずなのだ。
不安で震える指を握りしめて、キーボードを打つ。
『部屋 誰もいない 視線』
とりあえずは今ある状況を検索して、好美はない知識をネットに求めた。
渉に感化されたか、もしくは怖いモノ続きで免疫がついたか、最初と比べ今となっては冷静にことを進めた。
タイピングは遅いが、文字を打って検索してみる。
最初、あったのは目目連という障子にたくさんの目を持つ妖怪の話だが、他の検索結果を調べたら、好美も知っている言葉があった。
“隙間女”
「――」
鳥肌が立った。
間違いないこれだと確信したのはなぜだったか、好美は隙間女のページを開いた。


