気が済んだか、男子はピンポンダッシュのごとく好美の席から離れて、自分の友達グループであろう奴らと騒ぎ始めた。 ――くだらない。 未熟なガキを見る目で内心呟く。 いや、内心は憤りに詰まっているだろうが、いちいちいじめに構っていては奴らの思う壷だと、蔑むことで好美は憤りを抑えていた。 予鈴が鳴る。 気味が悪い話しは終わり、皆が席につく。 ――本当に、くだらない。 ここにいること自体がと、好美の中身は荒れていた。