けれど、 私の 耳には サワサワ と 時に ザワザワ と した、 ささめき。 なぜ? どうして? 私は 身体を 起こし、 恐る恐る 枕を 持ち上げて 見た。 そこには、 サワサワ… ザワザワ… と、 数え切れない ほどの 虫が 蠢いて いた。 END.