思いきって、九条くんのクラスに行ってみる。


九条くんのクラスは古着ショップをやっていて、ギャルやヤンキーが教室に古着を並べて売っていた。


……けど、教室の中に九条くんは見あたらなくって。


あたしは一旦、自分のクラスに戻ることにした。





カフェは意外と当たりだったみたいで、教室の中はお客さんでいっぱい!


クラスの子たちも、忙しそうに走りまわってる。


「あっ、亜美ちゃんいいとこに。忙しいから、できれば手伝って欲しいんだけど」


「うん」


あたしは早速裏方に入り、ジュースや紅茶を作るのに専念する。


オーダーとってきた子に言われた物を、せっせと作っていると……。