彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

そっか。


あたしたちが中学のとき仲良かったって知らない子からしたら、そういう風に見えるんだ。


さっきのギャルもそう言ってたしな……。


「じゃ、今から本気で走ってみるな」


そんな声なんか聞こえてないのか、九条くんはあたしに笑いかけると、廊下を走って行った。


プッ……。


本当に全力疾走なんだけど!


誰かと笑いを共有したかったんだけど、あたしたちの近くで噂話をしていた女子は、


目が合った途端、あたしからフッと目を反らした。