目覚めたのは真っ白な部屋の中の、真っ白なベッドの上

もう昼間だろうか、陽が高い。
しかし、時間を確認しようにもこの部屋には時計がないのだ、時計どころかこの部屋にあるのは今、自分が横たわっているこのベッドのみ。

「…眩し」

陽を遮るカーテンすらない。

私は太陽の光に弱い。
それなのに何故こんな部屋にいるのかというと、私の体力を奪い逃がさないため。
これは私をこの部屋に閉じ込めた人間が言っていたので間違いはないだろう。

「馬鹿馬鹿しい」

こんなことをしなくても私は逃げられないのに。