私は箸を進めながら、辺りをキョロキョロしていた。 「古河ならさ、先生達と他の部屋で食べてるみたいだよ。」 「う、うん…。」 全然知らなかった。 てっきり、部屋の奥ででも食べてると思ってたから…。 …… 「そんなに気になるなら、部屋に押し掛けてみる?」 「そこまでしなくても…。」 ご飯を食べ終え、部屋に戻ってお風呂の順番待ち中。 私と琴音の他に、大人しい子が3人いる。 せっかく、同じ班になったのに、話さないっていう…。