「「ごちそうさまでした。」」


「先に風呂入っていいぞ。」

「片付け…。」

「やっとくから。」

「うん。」



ふぅ~。

祐チャンはどう考えて、私を名字で呼ぶのか分からない。

琴音と舞チャンが羨ましいよ…。


「…上がったよ。」

「おぅ。」

祐チャンは仕事をしてたみたいだった。

邪魔するのも悪いし、ますます気分が落ちそうだから、先に布団に入ってよ。


…催促とか、何て言えばいいの?
それに、催促とかしたら嫌われるんじゃ…。

でも、ちゃんと名前を呼び捨てで呼んで欲しい…。


「…もう寝たのか?」

……

「…おやすみ。」