「あれ?言っても平気?」
「十分苦しませたわ」
「遊羽サン、現在進行形の方向で……」
「あらそう」
それだけ!?
「ふふふ、遊羽、ホントに南糸くんが好きみたいね」
「そう見えますか?」
「えぇ、……いい顔してる。もう、疑いなんてカケラもなさそうな、信じ切ってる目をしてる」
遊音さんの言葉に、俺は毎回安心させられる。
"諦めないで"
そう言った遊音さんの言葉を今でも覚えてる。
諦めないで突っ走った。
追いかけて追いかけて、追い抜いて、ゴールで俺は遊羽を待った。
遊羽は俺の胸に飛び込んで来てくれたんだ。



