「……バカ」
「遊羽!?それ誰!?」
突然聞こえた聞き慣れた声。
「……南糸?」
「え?誰?」
「え?誰?」
ぼ――っとしてる二人。
「えと、コッチが楠田枕、幼なじみで、コッチが草原南糸、彼氏」
「幼なじみ君?よろしくね〜」
「……彼氏?」
「「YES,彼氏」」
「……必然的に振られた!?」
「え!?なに!?」
「うん。枕ごめんね←軽い」
とってもヒドい遊羽でした
そのまま枕は絶望して教室へ帰って行きましたとさ。
「なんだったの?」
「あ、うん。告られたわ。……大丈夫、必然的に断る形になったから」
「……あ、俺の登場ね。遊羽ちゃんさっきヒドくなかった?」
「アイツ次の日はケロッとしてるから大丈夫よ」
しかし実はその日から三日間沈んでいた枕であった。



