夏休みも終わり、新学期がスタートした。

そろそろ遊羽と南糸が会ってから一年が経つ。


時が経つのは早い。


そんな新学期に、また新たな出会いが待っているなんて、知りもしてなかった私。


「……」

「ゆーちゃーんっ!!」

「……な、なんでアンタがココに……」

「俺今年から倉川に入ったんだ!!ピカピカ一年生」


コレは私の幼なじみ
楠田 枕(くすだ まくら)

幼いころはマーくんとか呼んでたけど、もうマーくんなんて年じゃない


「もしかしてゆーちゃん知らなかったの?」


そうよ、知るはずないじゃない。

南糸とラブラブしてたんだから。