未完成LOVE



「……アレまた言う気?」

「もちろんっ♪」


はぁ……。

じゃ南糸呼ばなきゃじゃない。


「じゃ、南糸呼んでみるわ」


ピンポーン


……誰か来た……。


「ちょっと待ってて。見てくる」


ガチャ...


「!?」


遊羽はその顔を見てすぐに頭を抱えてため息をついた。


「……アンタってなんでこう……タイミングいいのよ……?」

「え?愛の力?」


もちろんそこにいたのは南糸。