「その名を言うなんて、なんて命知らずな」


ヤバい

遊羽が怒りに満ち溢れて

我を失ってしまった……


「マジアレはこの世から消えてしまえ〜……二度と生まれるな〜……」


こ、怖い...



「なんでそんなにキライなの?」

「あのどこからどこまでが足なのか、いや、そもそも足があるのかすらわからないアレは、音もたてずにぬめぬめ動いてくるのよ…」

「まぁ、たしかにぬめぬめだけど……まさか塩かけたことあったりしないよね?」

「…この季節は塩常備よ。塩で浄化させるわ」


うわぁ〜……

まるで悪霊扱いだぁ〜……