未完成LOVE



「なんでもいいけど細雨、私の気持ちムシしないでくれる?」

「ごめんなさい遊羽姉さま…ムシはしていません…姉さまも僕のことが好きでしょう?」

「まぁ、好きね」

「遊羽ちゃ…!?」

「でもそれは…このバカへの気持ちとは全く別物よ」

「好いてくださっているのに…?」

「小6のガキには分からないかしら?細雨は恋愛対象外なのよ」

「遊羽ちゃ…なにもそんなにハッキリ言わなくても…」

「平気よ。コイツは」

「でも…」


そのとき細雨はいきなり立ち上がり、叫んだ


「対象外なんて関係ないっ!!僕だって遊羽姉さまに好いていただける可能性がある!!」

「ホラ。諦めが悪いのよ」

「…な…あ…え……」