その日の放課後突如現れた

南糸と帰ろうと、校門まで足を運んだその時だった

一台の車が校門前で停止

ひとりの男の子が勢いよくドアから出て来て……


「遊羽姉さまっ!」

「うぐふっ………」

「南糸っ!?」

「っ…いだい...」

「……アンタは無事。顔にキズはないわ…それより…」


その子は私に抱きつくと同時に南糸を突き飛ばした

初めは何が起きているのか分からなかったが

その子の顔を見て、全てを把握した


「お久しぶりです…遊羽姉さま」

「細雨!?」





「…俺…何かし……た?」


むしろいろいろしすぎだね☆