そんなことが毎日つづいた

いつの間にか
それが日課になったように…

ううん
日課になっていた


その証拠に

遊羽は南糸との接し方が

はじめの頃とはかなり違くなった


怒っているという顔に近いほどのポーカーフェイスが

いつしか眉間のシワもなくなり

割と普通に接している


その上
南糸をからかうように言う言葉も増えてきた


それでも
ポーカーフェイスには変わりない

意味の分からない言葉が時たま並ぶ

その言葉のなかには
時々何か引っかかる部分もあった


大体が………そう…
興味とかその辺の話

まるで過去に何かを背負っているように話す

それが

遊羽の感情を閉ざしていることと関係があるのを南糸が知ったのは

ずっと先の話