未完成LOVE




遊羽の目は

本気の目だった


そのまっすぐ見つめる目から

視線をそらしたくなくて

ほんの少し

長く見つめ返した


それから

口を開いた


「まだ付き合ってたら…取られなくて済んだかな?」

「…?」

「遊羽が転校しなければ……二棟が遊羽を突き放さなければ…付き合ってられたかもな〜……」

「…ごめん…」