未完成LOVE



「…ってか今日はこんなこと話しに来たんじゃなくてー……っていっても楽しかったからいいとして、結婚すること伝えに来ただけ♪じゃ私帰るから」

「早よ帰れ」

「遊羽遊羽冷たいィ〜」


そう

家族にすら冷たくなった

その中で

赤の他人が特別な存在になるってことは


あの子にとって必要な存在


失してはいけない



スキってことよね


「あぁ、南糸くん!ちょっと話あるんだけどいい?」

「え?あ〜はい」