「隣の部屋に居るわよ」


瑠夏さんに教えてもらい優斗と一緒に愛花が居る部屋に向かう



-----トントン


「どうぞ?」


優雅君の声がして中に入る


「あいか…」


「杏莉、もう大丈夫?」


愛花だってキツいのにあたしの心配をしてくれてる


「ごめんね…?あたしが迷惑掛けたから。」


あたしが迷惑さえ掛けなければ…


「杏莉のせいじゃないよ?あたしが悪いの。休めば良かったのに休まなかったから。」


あたしのせいじゃないって言ってくれてもどこか申し訳ない


「愛花、お前は頑張りすぎなんだよ。少しくらい俺に頼ったって良いのに。」


優雅君は愛花の頭を撫でて呟く


「あたしは大したことないし3日もすれば退院出来るって言われたから心配しないで。」


すぐ退院出来るんだ。


……良かったぁ。