虹のような広い心で [下]

「愁くんね、あたしに涙を流しながら謝ってくれたの」


“おれの勝手な行動でなずなを傷つけてごめんなさい。すみませんでした”


愁?何でそこまでするの?


「今、切羽詰まってるのは分かるわ、でもね本当の誤解だってあるのよ?人の気持ちはね、聞いてみなきゃ分からないのよ?もうすぐ愁くんがくるわ」



もうすぐで愁がくる?


「やだ!逢いたくない、帰ってもらって!」


あたしがママから目をそらすとママがあたしの顔をグィっとママと目を合わせさせた


「逃げちゃだめ!逃げたらそこで終わりよ?今日が最後のチャンスなのよ?このまま愁くんと終わっていいの!?」
「・・・ひっく・・・っやだ!愁と、もっと、一緒にいた・・・ぃ」



愁と別れたくない。愁の隣に居たい。愁と将来歩んでいきたい



愁としか、いたくない