翌日、携帯を見ないようにして、1日をやり過ごした。 掃除したり、洗濯したり。 ママと何気ない会話をして居ると、あっという間に夕方になってた。 ーー〜♪〜♪ 箪笥に先生の服をしまって居ると、携帯が鳴った。 画面に表示されてる携帯番号は、知らない番号だけど、非通知ではないからと、私は出る事にした。 「もしもし…?」 『貞包か?井ノ原だ』 …“井ノ原”? 誰だっけ;; 「あのー…どちらの“イイハラ”さんですか?」 『“井ノ原”だ!自分の高校の数学教師だろ』 …そうだっけ;;