しばらくして、大一郎さんと大学ですれ違う機会があった。 お互い近づいて行って、私から「こんにちわ」と声を掛けた。 大一郎さんも『こんにちわ』と返してくれた。 すれ違いざまに「あのう」と声を掛けたけど、大一郎さんは何も言わずそのまま行ってしまった。