「変わった女だな…本当」 「何よ…笑えばいいじゃん…私のこと」 「黙れ。卑屈な女は嫌いだ。……………泣いていい。疲れるまで、泣けばいい」 そっと私をこの男のもとに寄せて、背中をポンポンと優しく叩いてくれた。 ……なんなの…この男。あんなに冷たい人だと思ったのに… 思いっきり、泣いて。 ゴミ箱はディッシュでいっぱいになった。 そのまま、眠った。