仔猫を拾った王子様




「充電してるだけ。ほら、おやすみ」



ぱったりと何もしなくなった那李。


そんな急にやめると…
淋しくなるじゃん…。




《チュ》


「お…おやすみ…なさい」


「萌、お前からキスとか、誘ってんの?」



「なッ!誘ってないよ…」


「分かってるよ、おやすみ」






那李。
これからは3人になるんだね。

いっぱい、愛をあげようね。



そう決めて、あたしも眠りについた。