「萌。 お前、なに心配してるかわかんないけど、明日は親父と会うために行くんだよ。 だから心配するな。気にせず、待ってろ」 そ…そうなの!? あたし…また早とちり… 「ごめんね、那李…」 「いいから。お土産買ってくるから」 「エヘヘ…」 気のせいか、モヤモヤ、ムカムカは無くなったような気がした。