「………ん…」 「朝だ、起きろ萌」 「ん…、わかった…」 毎朝の目覚ましがわりの那李の声。 一発で起きないと何されるか… 「服着て寝ろ。風邪引くぞ」 「そっ…//////それは…」 「それは?」 「う…なんでもない」 ひゃー! 馬鹿!あたし馬鹿すぎ! なに自分で恥ずかしいことを言おうとしてるの!? 「あ、そうだ。明日から2週間、パリに行ってくるな」