「黙れ。お前は最低なことをした。だから…、 一生、俺の側で反省しろ。だから、俺と結婚しろ」 なによそれ… 命令してんのにどうしてそんな優しく微笑んでくれるの? 「ずっと、ずっと…好きだった。萌がいなくなって、毎日必死で探したんだ。婚約会見を開けば、来ると思ってた。 結婚式をテレビ中継すれば、来ると思ってた。 でもこないから、 わざわざ俺様自ら迎えに来てやった」