「だから、今日は君に選択をしてもらう。 ひとつは、息子と別れ、自ら手を引き、これからはずっと私の援助で生活に難なくすること。 もうひとつは、これからもあいつと遊び、日本を終わらせること。 さぁ、選びなさい」 そんなの…答えは1つしかないじゃん。 あたしのためでもあるし、それよりも、那李のためでもある。 「こ…うしゃ…の方…で…」 「ものわかりのいいお嬢さんだ」