「んー?」 「いえ…何も」 「そ?それならいいんだけど…。あ、一回うち来る?是非お父さんに紹介したいなぁ!それに私も言わなきゃいけないし。さっきのこと」 「えっ──…」 「そうと決まれば出発よ!行きましょ! ほらっ」 えっ…えぇぇぇえ!? いきなりこの展開!? ついて行けません! ……なんて言えるわけもなく。 那李に伝える暇もなく、アタシは連行された…。