その日、地球は滅亡した







今回の時空間の移動はなんのトラブルもなく終える事ができた。

ガコン、と音をたててすっかり暗くなった空地に着陸する。

2012年8月19日に戻ってきたという実感があまりなかった。


3人はタイムマシーンを降りる。

色々な事がありすぎて疲れた。

携帯の時計を見れば既に真夜中を差していた。

「ふあぁ。」

心晴が欠伸をした。

それにつられて未空も欠伸をする。

さすがに眠いのだろう。

「今日はもう寝るか。」

「...何所で?」

「ここ?」

「マジで!?」

心晴は 野宿... と不満そうな声をもらしたがしょうがない。

今は真夜中なのだ。今の時間じゃホテルもチェックインできないだろう。

それにタイムマシーンから離れるわけにはいかない。

盗まれると大変だ。

「タイムマシーンのシート倒して寝ろよ。」

「あー、うん、わかった。」

未空、行こう と再びタイムマシーンに乗り込む2人を見て

慧の表情は自然と和らいだ。




積み重ねられた土管の上に座り、ふと空を見上げると無数の星が輝いている。

空は、未来よりも澄み切っていて綺麗だと思った。


「...慧。」

寝てしまっていると思っていた心晴の声を聞いて、顔を向けずに まだ起きてたのか と声をかけると うん と不安そうな声音で返事が返ってくる。