星降りの丘

「で、今日はどうしたの?星羅。ずいぶんカリカリしてるけど?」


「そーそー!聞いてよお姉ちゃん!またお母さんに比較されたんだよ!」


「またかあ……なんでだろね。星羅も充分賢いのに。」


「でしょ!?なんで全部百点とんなきゃいけないのか謎だよ……」


あー、やっぱりすっきりするな。お姉ちゃん、なんにも言わないであたしの愚痴を聞いてくれるから。


「……そうだ、星羅。今晩、また"星降りの丘"に行かない?お母さんもどうせ帰り遅いだろうし……」


"星降りの丘"。そこは、あたしとお姉ちゃんが小さい時からずっと通ってるお気に入りの丘。


「うん、いいけど……どうしたの?お姉ちゃんから誘ってくるなんて……」


「たまには私から誘ったっていいでしょ?それに、今は星が綺麗な時期だよ。私、観察したいの。」


「ふーん……」


なーんか怪しいなあ……