「何を・・・言っている?2019年?今は1864年だろう?」
「え・・・・?」
困惑する姫芽の後ろから、優しい声が降り注いできた。
「今は1864年だよ。間違いない」
近藤だ。
大声で反論する空気でもなく、姫芽は必死に頭を働かせるが、今の情況に全くついていくことが出来ない。
「嘘よ・・・そんなはずないわ・・・」
「いや、本当だ」
土方の確信ある声に動揺を隠し切れない。
すると、今まで黙っていた沖田が突然口を開いた。
「じゃあ姫芽ちゃんは未来から来たってことでいいの?」
「え!?」
誰よりも一番姫芽が驚いた。
「何を言って・・・ありえないでしょう?そんなこと・・・タイムスリップってこと?」
「たいむすりっぷ?」
急な横文字に首を傾げる沖田を見て、嫌でも時代の差を感じてしまった。


