あれから一週間。 俺と菻子に変わったことは特にない。 今は教室。 名前もしらない女が俺の横にベッタリ。 香水くせぇんだよ…… そう思いながら菻子をチラ見。 なんてことをしてたら、厄介なやつの声が聞こえた。 でた……有川だ…。 はあ…… またかよ… どんだけ菻子にひっついてりゃ気が済むんだ…。 可愛い顔して悪魔じゃねーの。 なんて思っていると有川のまぬけな声が聞こえた。