「だから、昨日。水泳休めって言ったのにな」
「でも・・・プール好きだし」
「お前の水着姿とかな、オレの前だけでいいんだよ。可愛いから」
大きな声で怒鳴られてるのに、恐いなんて、ちっとも思わない。
むしろ、少し嬉しいなんて思っちゃった。
私って変なのかな・・・?
クスっと笑っていると、いきなり両手を掴まれてバっと広げられた。
「な・・・!?」
「可愛いって言ってんだから、もっと見せろって」
抵抗しようにも、腕は掴まれていて無理だ。
けっきょく、されるがまま。
うぅ・・・これかなり恥ずかしい。
別に、裸を見られてる・・・ってわけじゃないけど、水着とそんな大差ないでしょ。
けっこうな間、上から下までじーっと見られて。
ガチで死にそうなくらい恥ずかしい。
腕を少し振ってみたが、ビクともしない。
「やっぱ可愛いじゃん」
「う・・・・・・」
「スク水・・・。じゃ、次は海行こうか」
「い、いきなり!?」
「次は、普通の水着な。オレ的にはビキニを期待」
ニンマリと笑われて、パっと腕から手を離された。
腕がストンと床につく。
一気に力が抜けた。
何だろ、もう全てを見られてしまった感じ・・・。

