「お疲れ様」 皿を片付け終わってから、皆に声を掛けて更衣室に行った。そしてさっさと着替えて店をあとにした。 「ふぅ」 仕事の疲れやさっきの会話、つぐみの浮気。精神的にも肉体的にもかなり疲れてきていた。仕事をしている間は忘れられる。そう思っていたけど、やっぱり難しかった。 さっさと帰ってゆっくり寝たい。そう思い、足早に家へと向かった。 ちゃんとつぐみは帰っているんだろうか・・・。また男と・・・、なんてことあったら、俺の心は完全に折れてしまう。少し不安な気持ちで、家のドアノブを握った。