だが、 「総司。副長命令だ」 土方が静かに言った。 そう言われると、何も言い返せない。 「職権乱用かよ」 「言ってろ」 それから近藤の合掌により、夕食の時間が始まった。 沖田の隣に座らされた咲希は、早速沖田に敵意むき出しで睨む。 「はー・・・厄介だ」 沖田のため息に、咲希は唇を噛んで眉間に皺を寄せた。