暗がりの夜だから



ライトの手から垂れ下がるもの―…。

それは、きれいな…小さな小瓶のチャームがついたネックレス。

小瓶のなかには、なにやら月に照らされ怪しく光るもの。

「…これは、…なに?」

優しく甘い笑みを浮かべ、ライトは囁く。

「…秘密のパヒューム。」