暗がりの夜だから




そんな私に気づいてか、來斗はふと後ろを振り返った。



「…梨里?」



來斗の瞳は、不安がっていた。

どうして…

そんなこと、聞かなくてもわかるような気がする。

ううん、気がするんじゃなくて…答えが勝手に心に浮かび上がってくるんだ。



私たちには、きっと、今日とゆう日が不安定で、よくわからない気持ちがあるんだ。