暗がりの夜だから



「…ほ、んとだ……。」

「ふっ…だろ。梨里が心配するようなことはねぇよ。」

來斗は不思議なくらいに、私の気持ちを手に取るようにわかってる。

それは―…、私と同じ気持ちだからって…思ってみてもいいかな…?