「ん。大丈夫だってあん時も言ったろ?…俺はちゃんと持ってる。」 そう言った來斗は、自ら襟回りのシャツをめくる。 そこには…、私が持っていたものとは少し違うけど…まぎれもない、小瓶に入った秘密のパヒューム。