「あの、僕は何も持っていませんでしたか?」 「君の持ち物? あー‥もしかしたら」 そう呟き紀さんは興時さんに視線を投げかける 「彼の持ち物なら今は聖様のところかと」 「やっぱり‥ すまんな、今上が調査中みたいや」 上が調査中。 当たり前のことだろう でもこれで僕の身元が分かればこの人達にお金を払うことが出来るだろう 「とりあえず、記憶が無い子にあれこれ聞いても仕方ないから質問は終わりや。 君も聞きたい事もうないか?」 聞きたい事‥