「まぁ、その演技のおかげであんたは校内でモテるんだからさ♪元気出しなよ。」




「美雪、それって誉めてるの?」

なんか素の私はモテないみたいな言い方された気が....




「もちろん♪今のが絶対いいのに.......何で素はあんなに酷いかねぇ....」


おいおい?酷くないか?
私は至って普通ですよ?




「いや、私は至って「普通じゃないから。」


そんな遮ってまで否定しなくてもさ.....





なんて一人フケてると不意に声をかけられた。






「そこ、邪魔。」



そいつは入り口で話していた私にそういいやがった。





でもここでキレるのも常識的に考えておかしい。




「ごめんなさい。」