目を覚ますと、ベットの上だった。
前髪にかかる吐息。
顔を上げればあどけない郷田の寝顔。
『…バカ!』
思わず頭を上げる。
なんで怪我してる方の腕で
腕枕してんだよ…!
溜め息をつきながら枕元に置いて
ある時計に手を伸ばすと、
真夜中の三時を過ぎたあたりだった。
ずっとそばに居てくれたんだ…。
時計を戻した瞬間、
寝返りを打った郷田の手が
あたしを包む。
『は…!?』
薄着なあたしの胸元に顔を
うずめてて
寝ぼけついでに固まってしまう。
『ん……ァ…キ……』
寝言を繰り返す郷田の髪を撫でた。
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