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「そーいえば、見れば見るほどこの時代の美凪サンと変わりないですよねー。」
ある、昼下がり。
一緒に食事当番となった莱と昼食後の片付けをしている最中、何を思い出したのか、莱がぽつりとそう零した。
「……それって何。あたしが25になっても若いままだって言いたいの?それとも、もうすでに18とは思えない見た目だって言いたいの?」
「もち、後者ですけどー。」
「うっわ。最悪。」
洗い物の手を休めることなく即答された言葉に、あたしはこれみよがしにため息を吐く。
それを見た莱が、わざとらしい乾いた笑みを零しながら「冗談ですって。」と言ったのとほぼ同時に、ようやく片付けは終了した。
「今も昔も同じ美凪サンなんですから、変わりないのは当たり前じゃないですか。」
「いや、そーなんだけどさ。莱にそういうこと言われると、何かムカつく。」
「……それこそ酷くないですか?」
そんなくだらない会話を交わしながら、何気なく2人で大広間へと足を踏み入れる。他に誰もいなくなった大広間の中央にあるテーブルに莱と向き合うように腰掛け、小さく息を吐いた。


