「好きです。双葉くん」 「うん。俺も壱子が好きです」 言い合いながら、二人で微笑む そして、ゆっくりとお互いの距離が縮まっていき、壱子が瞳を閉じたのを合図に、そっと唇を重ねた お互い初めてのキスだから、ドラマで見るような濃厚な物じゃない 軽く触れ合うだけの簡単な口付け でも、今はそれで十分 これから、二人で勉強していけばいいんだから 恋も学問も… 二人で… ずっと…ね? ━END━