「トシ、俺が池田屋に行こう。その代わり、総司、永倉君、平助と隊士数名を連れて行く」 「なら、残りの幹部と隊士は俺と四国屋に行く」 だいたいの流れが決まり、話を終わらせようとした刹那――。 「近藤さん、涼ちゃんも連れて行ったらどうですか?あの子、強いですし」 総司、あんたは何を考えてるんだ…? 「駄目だ。第一、あいつは…」 「私、行きます」 先程まで副長の部屋にいたはずの葛葉が広間に現れた。