数週間後。 私は鈴蘭さん達に礼を言う為に、土方さん、沖田さん、斎藤さん、原田さん、平助君、永倉さんと島原に来ていた。 もちろん、男装をして。 お座敷で待っていると、鈴蘭さんと白百合さんが現れる。 「涼はん、お久し振りどすなぁ」 鈴蘭さんは笑顔で私の横に座った。 「あの…、着物の事なんですけど…」 あの日着ていた着物は雨と泥が跳ね、返せる状態じゃなかった。