僕は長州小人に謝った。

「すまない。急いでて忘れてた。」

「ハハハハハ長州てめえ、それで俺とやれんのか、この野郎!!俺の首を叩き折ってみろ。」

この声は、真子の太ったせいでパンパンになったセーターの首から妖しい目の光が見えた。

僕は、その殺気に鳥肌がたったアントニオ猪木いやアントニオ小人猪木[仮名]だ!

アントニオ小人猪木[仮名]も長州小人と同じ大きさだった。セーターから出てくるとテーブルの上に立って叫んだ。

「長州おりて来い!俺をやってから、てめえこの野郎ぐだぐだ言いやがれ!」

長州小人は、すぐにテーブルに降りるとアントニオ小人猪木[仮名」に向かっていきなりラリアットん放った。

アントニオ小人猪木[仮名]はテーブルの端までぶっ飛びテーブルが揺れた。

アントニオ小人猪木[仮名]は直ぐに立ち上がったが首を振っている。かなり効いたようだ。