それを持ってきていたハンドタオルで拭いながら、森林公園に佇み続ける。


 そして夕暮れ時になると、丘を降りて、ホテルへと向かう。


 繁華街は猥雑だった。


 酔っ払いばかりである。


 この島が観光客のお陰で成り立っている証拠なのだろう、外国人酔客が大勢いた。


 僕もなるだけ紛れ込むのを避け、ホテルへと歩き続ける。


 さすがに丸一日外出すると、疲労してしまう。


 蒸し暑いのがネックだった。


 言いようもないぐらい、辺りの温度が上がっている。


 部屋に戻り、ビールで乾杯するつもりでいた。


 あのペットボトル入りのビールは基本的に美味しくないのだが、入浴後だと幾分美味しく感じるかもしれない。


 酒は味わいが悪いといけないのだし、そこをクリアできるのはやはり飲み慣れた日本のものだろう。